小樽で傘の無料貸し出しを調べてきた
おはようございます。よく傘をどこかに忘れてきてしまうM.K.です。
先日から、「カサを所有せず、置き傘の心配がなく、札幌のどこでも無料でカサが借りられる仕組み」が作れないかと考えています。
昨日小樽に行く用事があったので、小樽でやってると聞いた無料カサ貸出について聞いてきました。
カサ無料貸し出しをやってるのは小樽観光協会です。
スタッフの方に質問してみると色んなことが分かりました。
- 廃棄カサにタグをつけている
- 小樽内の公共施設やホテル数ヶ所で返却可能
- 施設やホテルにあるカサはそこからでも利用可
- 圏外の回収は基本しない
- カサを使ってのイタズラなどの対応は想定してない(対応しない?)
- 使用規約などはない
小樽観光協会にこのようなカサ立てがあり、簡単な説明やカサの返却場所について書かれています。
それぞれのカサにはこのようなタグがついています。
このタグ以外はカサは普通です。特別なデザインやロゴやデバイスなどはついていません。
運営コストはかなり低そうです。
スポンサーを集めたりしなくていいのはいいですね。
また利用者に聞いてみると、カサの返却率はかなり高いようです。
札幌で似たような活動をした場合は少し違うかもしれませんが。
札幌でやるときは、「傘が返却されなくてもスポンサーの得になる」仕組みを作りたいです。
小樽の無料カサは観光協会以外でもホテルなどでも返却できるそうです。
それができるのは目立つ広告などがないせいかと思います。
札幌でやるときはたぶん広告を入れると思うので、カサを置いてもらえるところと広告のバッティングを避けるにはどうしたらいいかを考えないといけません。
カサには広告以外にもアート作品(大学生、専門学校生~小学生など)も入れられますが、そのタイプは収益を生まないので運営費が賄えません。
広告を入れられて運営コストがかからない方法を考えないとね。
カサは安くて誰もが何度も使いますし、しかも置き場所(カサ立て)はどこにでもあるので、ノベルティとしては優れものだと思います。
参加してくれる気前がいい会社はいないでしょうか(笑)
今考えているのは、ホテル、駅、図書館、カフェ、本屋など、カサ売ってなくて長居しそうで、タダカサあるとお客さんが喜びそうな所からの展開を考えています。
カサの無料貸し出しは札幌でも市電がやっています。
どのように運営しているのか今度取材してみます。